ニュース/イベント

【7月1日開催】 慶應義塾イノベサロン #05「インパクトと持続的な事業成長」慶應SDM 白坂教授 × Impact Frontiers 須藤氏 登壇

2025年7月1日(火)18:00-19:30 CRIK信濃町コミュニティスペースにて
慶應義塾イノベサロン連続セミナーシリーズ第5回を開催します。
どなたでも無料で参加いただけるイベントですので、ぜひこの機会にお誘い合わせの上CRIK信濃町にお越しください。
イベント詳細・お申し込みはこちら

  • 主催:慶應義塾大学イノベーション推進本部
  • 協力:Impact Frontiers、一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ
  • 問合せ先:慶應義塾大学イノベーション推進本部イノベサロン担当(innov-salon-group@keio.jp)

【慶應義塾イノベサロンとは】

  • 近年、研究開発型スタートアップ(またはディープテック・スタートアップ)による研究シーズの社会実装への関心が高まっています。これらのスタートアップは、研究に基づく発明や新技術を活用し、社会課題を解決する中で、持続可能な成長や競争力を生むビジネスモデルを創造する可能性を秘めています。
  • 本サロンでは、単なる既存手法の学習ではなく、半学半教の精神のもと、先行事例の紹介や実践者による対談を中心とした連続セミナーを開催することで、「社会課題 × 新技術 × 持続可能なビジネスモデル」の交差点を見極め、社会を変えるイノベーションを共創するために、インパクト思考がどのように機能するかを探ります。

【最終回のテーマ】

  • 4月からスタートした慶應義塾イノベサロンでは、「研究成果の社会実装 × インパクト」という視点から、テクノロジーを用いて社会課題に挑むスタートアップや実践者の姿を追いかけてきました。シリーズの本年度最終回となる今回は、研究開発の成果をもとに事業を立ち上げ、社会実装と上場を果たした実践者をお迎えします。
  • ご登壇いただくのは、内閣府ImPACTプログラムで小型SAR衛星の研究開発を牽引し、その成果を社会に届けるために株式会社Synspectiveを共同創業された白坂成功氏です。現在は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)の委員長として、技術と社会をつなぐ方法論や実践知の育成にも尽力されています。
  • 聞き手には、日本で初めて本格的なインパクト投資の実践書『インパクト投資入門』(日経文庫)を執筆し、インパクト・マネジメントの国際的潮流を日本に紹介してきた須藤奈応氏(Impact Frontiers)をお迎えします。
  • 「インパクトを追求する」とは、単なる社会貢献ではなく、社会課題を起点に新たな市場を切り拓き、持続可能な事業成長につなげていく戦略的なアプローチです。本セッションでは、構想段階から社会実装、そして上場に至るまでのリアルなプロセスを通して、その本質に迫ります。

【こんな方におすすめ】

  • 研究開発型スタートアップに関心をお持ちの「資金の支え手」の方(金融機関、ファンド、事業会社等)
  • 大学や研究機関に所属する研究者、スタートアップ支援担当者、産学連携部門の方

【日時】

2025年7月1日(火)18:00–19:30

<タイムライン(予定)>

  • 18:00–18:05 オープニング
  • 18:05–18:25 話題提供「インパクトと持続的な事業成長」(白坂氏)
  • 18:25–18:40 対談セッション(白坂氏 × 須藤氏)
  • 18:40–18:55 参加者とのディスカッション
  • 18:55–19:00 クロージング
  • 19:00–19:30 名刺交換・ネットワーキング(会場参加者のみ)

【会場】

慶應義塾大学 信濃町キャンパス 2号館9階 CRIK信濃町(慶應義塾大学病院内)

  • 信濃町駅(JR総武線)徒歩1分
  • 国立競技場駅(都営地下鉄大江戸線)徒歩5分
  • 大学病院正面玄関よりお入りいただき、総合案内裏手の院内エレベータにて9階までお上がりください。
  • 入館時はマスク着用をお願いします。
  • オンライン配信のURLは、申込者の方に前日までにご案内します。
    お申し込みはこちらから https://keio-innov-salon-202505.peatix.com/view

【参加費】

無料です。
※本事業は日本学術振興会「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の支援を受けて実施されています。

【登壇者】

白坂 成功 氏(慶應義塾大学大学院SDM研究科 教授・研究科委員長/Synspective共同創業者)

  • 東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修士課程修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。専門分野は大規模システム開発、技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論やシステムズエンジニアリング。2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。2010 年より同専任准教授、2017年より同教授。2023年10月より同研究科 委員長に就任。2015年12月〜2019年3月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。その技術成果を社会実装するために株式会社Synspectiveを共同創業者として創業。内閣府宇宙政策委員会、経産省 産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会等、多くの委員会の委員として政府の活動を支援。

須藤 奈応 氏(Impact Frontiers ディレクター/『インパクト投資入門』著者)

  • 慶應義塾大学卒業後、2005年東京証券取引所(現日本取引所グループ)に入社。上場会社の適時開示や新規事業開発に係る業務に従事。ペンシルベニア大学ウォートン校へMBA留学中に社会的インパクト投資を専門とする機関でインターンをし、ソーシャルファイナンスの世界に関心を持つ。2022年1月より、インパクトの5つの基本的要素(5 Dimension of Impact)等で知られているImpact Management Projectの後継団体、Impact Frontiersにて戦略策定のほか、機関投資家向けの研修開発や各種環境整備プロジェクトに従事。加えて、GSGImpact Japanなどでの調査活動や海外のインパクト投資動向を日本語で解説するニュースレターImpactShareでの執筆活動に従事。日経文庫「インパクト投資入門」著者。慶應イノベーション・イニシアティブIMMアドバイザー。SIIF専門家アドバイザー。The Wharton School MBA。

【主催者について】

  • 主催:慶應義塾大学イノベーション推進本部
  • 協力:Impact Frontiers、一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ
  • 問合せ先:慶應義塾大学イノベーション推進本部イノベサロン担当(innov-salon-group@keio.jp)

【留意事項】

  • タイムスケジュールは、当日の都合により、延長などで変更になることがございます。
  • 会場の収容人数の関係により、上限に達し次第締め切らせていただきます。
  • イベント会場では、運営スタッフが本イベントの様子等を撮影し、撮影した動画、静止画、写真を、慶應義塾大学のウェブサイトその他各種媒体及び慶應義塾大学が許可したウェブサイト、新聞、雑誌その他各種媒体において掲載、放送又は配信する場合があります。あらかじめご了承ください。
  • なお、写真・動画への映り込みやご参加の様子の配信に支障がある方は、イベント当日に、会場担当者まで直接お申し出ください。

イベント詳細・お申し込みはこちら

ニュース / イベント一覧へ