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【5月29日開催】慶應義塾イノベサロン #02 「インパクトの『深さ』を追いかけて」【JiMED×KII×かんぽ生命保険】
2025年5月29日(木)18:00-19:30 CRIK信濃町コミュニティスペースにて
慶應義塾イノベサロン連続セミナーシリーズ第2回を開催します。
どなたでも無料で 参加いただけるイベントですので、ぜひこの機会にお誘い合わせの上CRIK信濃町にお越しください。
- 主催:慶應義塾大学イノベーション推進本部
- 協力:Impact Frontiers、一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ
- 問合せ先:慶應義塾大学イノベーション推進本部イノベサロン担当(innov-salon-group@keio.jp)
- 本事業は日本学術振興会「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の支援を受けて実施されます。
慶應義塾イノベサロンとは
- 近年、研究開発型スタートアップ(又はディープテック・スタートアップ)による研究シーズの社会実装への関心が高まっています。これらのスタートアップは、研究に基づく発明や新技術を活用し、社会課題を解決する中で、持続可能な成長や競争力を生むビジネスモデルを創造する可能性を秘めています。
- 本サロンでは、単なる既存手法の学習ではなく、半学半教の精神のもと、先行事例の紹介や実践者による対談を中心とした連続セミナーを開催することで、「社会課題 × 新技術 × 持続可能なビジネスモデル」の交差点を見極め、社会を変えるイノベーションを共創するために、インパクト思考がどのように機能するかを探ります。
今回のテーマ
- 第2回となる今回は、「インパクトの『深さ』を追いかけて」をテーマに、医療・健康の現場で生まれる切実なニーズに対して、テクノロジーを用いた社会課題の解決に取り組む“担い手”と“支え手”が、どのように応えていけるのかを考えます。
- 話し手の意図を受け取り、うなずき、手を動かす。そうしたやりとりが難しく、「意思の届かない壁」に阻まれる日常があります。株式会社JiMEDは、こうした現実に直面する重度の神経疾患患者とそのご家族に向けて、意思伝達の手段を回復する医療機器の開発に取り組んでいます。
- 本セッションでは、重度の神経疾患や外傷により、感覚はあるものの身体を動かすことができず、意思伝達が困難な「閉じ込め状態」の患者の方々に向けて、世界初のワイヤレス植込型BMI(wiBMI®)医療機器を開発する株式会社JiMED 代表取締役 中村仁氏、同社に投資を行う株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)シニアアソシエイト 鈴木利洋氏、そしてKIIへの出資者としてこの挑戦を支える株式会社かんぽ生命保険 小林巧氏の三者が登壇。
- 「インパクト × 研究成果の社会実装」をめぐって、“担い手”と“支え手”がともに考える1時間。実装の現場から、「深さ」にどう向き合うかを共有します。
こんな方におススメ
- 【会場参加】
- 医療・健康領域の研究者、実務家、学生で、インパクト投資やインパクト・マネジメントに関心のある方(例:金融機関、ファンド、ファンディングエージェンシー、事業会社、自治体など)
- 「資金の支え手」として研究開発型スタートアップを支援し、イノベーションを共創したいと考える方
- 【オンライン視聴】
- 研究開発型スタートアップによるイノベーション創出に関心をお持ちの方であれば、どのような方でも歓迎します。
イベント概要
- 日時:2025年5月29日(木)18:00-19:30
- 会場:慶應義塾大学信濃町キャンパス2号館9階CRIK信濃町(慶應義塾大学病院内)
- 信濃町駅(JR総武線)徒歩1分、国立競技場駅(都営地下鉄大江戸線)徒歩5分
- 大学病院正面玄関よりお入りいただき、総合案内裏手の院内エレベータにて9階までお上がりください。
- 1階の病院入館時はマスク着用をお願いします。
- オンライン配信情報(Zoom URL)はお申込の方に前日までに案内します。
- 参加費:無料
プログラム(予定)
- 18:00–18:05 慶應義塾イノベサロンのご紹介
- 18:05–18:20 話題提供「インパクトの『深さ』を追いかけて」(中村氏、鈴木氏)
- 18:20–18:40 登壇者による対談(中村氏、小林氏、鈴木氏)
- 18:40–18:55 参加者の方々とのディスカッション
- 18:55–19:00 クロージング、CRIK信濃町のご紹介
- 19:00–19:30 名刺交換・ネットワーキング(会場参加者のみ)
登壇者
- 中村 仁 氏(株式会社JiMED代表取締役)
- アステラス製薬(研究本部)、デロイトトーマツコンサルティングを経て現職。アステラス製薬では主に薬理試験やプロジェクトマネジメント、デロイトでは国内外の大手製薬会社や医療機器会社の経営支援を担当。京都大学大学院医科学修士(医学博士単位取得退学)。
- 小林 巧 氏(株式会社かんぽ生命保険 運用企画部 責任投資推進室 課長)
- 地方銀行での勤務を経て、2009年に株式会社かんぽ生命保険に入社。資産運用部門にて国内外企業に対するクレジット・アナリスト業務に従事。その後、外部出向により、プライベート・エクイティ・ファンドのデューデリジェンス業務と米国企業に対する審査業務を経験。出向から帰任後は、海外企業の調査・分析業務、国内外社債投資のファンドマネジメント業務に従事した後、2022年10月から現職にてサステナブル投資/責任投資推進体制の構築、同方針・計画の策定、インパクト投資の社内体制整備等を推進。
- 鈴木 利洋 氏(株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ シニアアソシエイト)
- 東京大学大学院工学系研究科修了。早稲田大学大学院経営管理研究科 修了。ナノキャリア株式会社にて大手製薬企業と核酸医薬品に関する共同開発を行うとともに、基礎研究からCMCまで幅広い業務に携わる。その後、JSR株式会社に転職。新規事業開発担当として、主にmRNA、マイクロバイオーム、合成生物学、ゲノム編集関連のスタートアップ投資や協業を担当。また、自社研究所内におけるスタートアップのインキュベーション施設の企画立案・運用をリード。2023年KIIに、医療・健康領域担当のキャピタリストとして参画。
主催
- 主催:慶應義塾大学イノベーション推進本部
- 協力:Impact Frontiers、一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ
- 問合せ先:慶應義塾大学イノベーション推進本部イノベサロン担当(innov-salon-group@keio.jp)
- 本事業は日本学術振興会「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の支援を受けて実施されます。
留意事項
- タイムスケジュールは、当日の都合により、延長などで変更になることがございます。
- 会場の収容人数の関係により、上限に達し次第締め切らせていただきます。
- イベント会場では、運営スタッフが本イベントの様子等を撮影し、撮影した動画、静止画、写真を、慶應義塾大学のウェブサイトその他各種媒体及び慶應義塾大学が許可したウェブサイト、新聞、雑誌その他各種媒体において掲載、放送又は配信する場合があります。あらかじめご了承ください。
- なお、写真・動画への映り込みやご参加の様子の配信に支障がある方は、イベント当日に、会場担当者まで直接お申し出ください。